これまでの活動
国際人という言葉をよく聞きます。その定義を調べてみると、「広く世界に活躍している人」「語学が堪能で有能な人」とあります。
私が思う国際人としての最も重要なことは、自分自身のことをまずよく知ることだと思います。今自分に何が足りなくて、何をすることができるのかということを考えられることから、国際人の一歩が踏み出されると思います。
日本という国は恵まれ過ぎていて、第3世界を旅し学んだ私は、岩石ファミリーのみんなに伝えたいことがまだまだたくさんあります。自分の持っている力がどんなに大きく影響力があるのかということ。ひとりひとりが、たとえ小学生でも中学生でも、誰かを幸せにし、生きる力を与える力を持っているということ。
それは国を超えた世界だけでなく、日常生活の、家の中に、学校の中にもたくさんあります。凛といい姿勢で、自分に誇りを持てる今日を頑張ることができる人になれたらいいな、そう思います。
私自身も頑張り中ですが、そんなふうに過ごせるお手伝いができたらどんなにいいだろうと思います。それはテストで100点を取るより、豊かなことです。そして、そんな毎日の先には、多方面での人間力の向上も見えてくると思います。
2009年
2011年
2018年
こちらはMAKTAOくんです。ケニアの保護施設では、密猟によって孤児となった動物たちを保護しています。世界中どこにいても里親となり、家族としてサポートしていくことができるシステムを知り、この赤ちゃん象を岩石ファミリーの一員に迎えることにしました。
そんなにお金がなくても、どんなに遠く離れていても、こんな形で支援する方法があるということ、そして、小さくてもあたたかいココロの橋を築くことができるということを、岩石ファミリーの生徒のみんなが知るチャンスとなれば嬉しいです。
講師 岩石 裕子